※掲載されている物件の賃料は、記事公開時点の金額となっております。実際の金額と異なる場合がございますので予めご了承下さい。

縦列駐車

駐車場を借りる時、駐車に必要な面積さえあれば、あとは料金や立地条件を見て判断するという人も多いのではないでしょうか。ですが、駐車場の特徴や欠点をよく考慮せずに契約してしまうと、いざ利用した時に使いづらくて後悔する可能性がありますので注意が必要です。車のサイズと駐車場のスペースが合えば良いというものではありませんので、駐車場選びは慎重に行うべきです。
この記事では、そうした使いづらい駐車場の特徴について実例を交えて紹介しています。これから愛車を停める駐車場探しをするという方は、失敗しない駐車場選びのためにもぜひチェックしてみてください。

使いづらい駐車場の特徴をおさえておこう

車のサイズや車高を確保できる駐車場だというだけで、環境や条件を検討することなく契約を決めてしまう方も珍しくありません。ですが、駐車場の特徴によっては、車の出し入れに時間がかかってしまったり、難易度の高い駐車スキルが求められるなど、デメリットが伴う可能性があります。利用してから「失敗した!」と後悔しないためにも、使いづらい駐車場とはどのようなものか、契約前にしっかり特徴を把握しておきましょう。

狭いせいで縦列駐車

多少狭くても、車分のスペースは確保できるから問題ないだろうと安易に契約すると、立地の関係で面倒な縦列駐車だったというケースもあります。直角で入れる駐車は得意だけれど、縦列駐車は苦手という方も多くおられますので、駐車する際の停め方にも注意が必要です。ハンドルを右に左に切ったりと手間がかかりますし、時間のない時ほどストレスが溜まります。自身の得意な形で、ストレスなく駐車できるかどうかも大切なポイントになりますので、駐車場探しの際は必ず確認しておきましょう。
前後の車に接触しないように神経を使いますし、縁石がある場合はより慎重に操作しなければいけません。また、狭い駐車場では、車のバックドアが開けられないというケースも起こりがちです。バックドアを開くためのスペースがあるかどうかも、しっかりチェックしておきましょう。

障害があって切替しスペースがない

使いづらい駐車場の特徴にも様々なパターンがありますが、「障害物がある」駐車場もその1つ。駐車スペースに木が植えられていたり、道路に面した側にも電柱の支線があったり、ポールが立っているなど、「これさえなければ」と感じるような、ちょうど切り返したい場所に障害があるケースです。障害物があると、物理的にも切り返しが難しくなりますが、精神的にも地味にストレスが溜まります。
これは、1台でも多く駐車場を確保したいという、オーナー側の事情も関係しているかもしれませんが、こうしたケースは詰め込み型の駐車場に多く見られるようです。駐車する時のイメージをせず、障害物があるような使いづらい駐車場を契約してしまうと、毎回停める度に、接触しないかどうか神経をすり減らすことになります。他にも、植木鉢や猫よけのペットボトル、オブジェなどがある場合も検討する必要があるでしょう。

段差があって駐車しにくい

道の至るところに数センチの段差がありますが、駐車スペースに段差があると、駐車しにくいだけではなく、車にとっても悪影響を及ぼす可能性があります。特に、駐車場に入る縁石が高い場合、駐車する時はもちろん、出る時も大変です。ドーンという突き上げが毎回生じるのも大きなストレスですし、愛車のホイールやサスペンションなどにも大きな衝撃がかかり、少しずつダメージが蓄積されてしまうでしょう。また、車高が低い車の場合、フロントバンパーの下を擦ってしまう可能性も考えられます。
もちろん、最近の車はタフにできていますので、数回段差を越えたくらいですぐにどうこうなることはありません。ですが、日々の段差による衝撃で、パンクのリスクが高まると共に、アライメントが狂ってくることもありますので要注意です。

急傾斜で駐車するのが難しい

駐車場の理想の勾配は2~3%程度と言われています。例えばこれが2%なら、5m進むと10cm高くなるイメージです。実は、駐車場の傾斜がなくフラットな状態だと、水はけが悪くなり、水たまりが出来てしまいます。水はけが悪いと足場も悪くなる上、コンクリートにもダメージを与える危険性がありますので、ある程度の傾斜が必要となるのです。
では、逆に極端に急傾斜になった場合はどうなるのでしょうか。実は、傾斜がきつすぎると、駐車をする際に勢いをつけるために深くアクセルを踏み込む必要が生じたり、車の底やバンパーを擦ってしまう状態になります。また、急傾斜の場所では洗車もしにくくなり、タイヤ交換や車いじりが難しくなります。車のカスタマイズなどがお好きな方は、ジャッキアップが使いにくい急傾斜にある駐車場は避けた方が無難と言えます。

機械式駐車場は、バックする際に操作が必要なデメリットがある

機械式駐車場とは、駐車する装置に車を乗せて移動させ、入出庫するタイプの駐車場です。タワー式、二段式、多階式などがあり、小規模な敷地でも対応できることから、駐車スペースが限られる都市部やマンション、ホテルなどに多く採用されているタイプになります。平面駐車場に比べて比較的安価で借りることができ、屋内の場合は最上階を除いて雨風や日光にさらされることなく、構造上他の車からの接触や当て逃げなどのトラブルを予防可能、さらにセキュリティ性が高いことが大きなメリットです。
その一方で、駐車方法によっては車をバックで入庫する必要があり、初心者やバック操作が苦手という方には大きなストレスになる可能性があります。また、忘れ物などで再度車内に戻りたい場合も、いちいち出庫操作をする必要があることも、デメリットに感じてしまうかもしれません。

実際に使いづらい後悔してしまう駐車場の特徴3選

料金の安さだけで選んだらトンデモ駐車場だった、あるいは「どうやった停めたんだろう?」と思うようなテクニックを要する駐車場を見かけたなど、街中には使いづらくて後悔してしまいそうな駐車場がたくさん存在します。ここでは、実際にあった使いづらい、または使いにくそうな駐車場の実例を3つご紹介します。物件選びには意外な落とし穴がいくつもありますので、これから駐車場選びをする方は、実例にあるような駐車場を選んでしまわないように十分注意しましょう。

切り返しスペースが狭い

物理的には駐車できるはずなのに、実際に停めようとすると、切り返しスペースが狭すぎて、何回切り返ししても駐車できない、そんな駐車場に当たったケースです。もちろん運転手の得意・不得意もありますが、何回も切り返しが必要な、どうしても停めにくい駐車場は意外と多いもの。特に都市部に見られるケースで、車体をギリギリ入れられるくらいの狭小スペースで、1発できれいに入庫することはまず不可能というものです。
「車幅さえクリアしていればOK」という考えで選んでしまうと、このようなケースに陥る可能性が高くなりますので要注意です。車を駐車するには、十分な広さが必要です。では、「十分な広さ」とは、どれくらいのスペースを考えればよいのでしょうか。もちろん一概には言えませんが、切り返しができるスペース、人が乗り降りできるスペース、荷物の積み下ろしができるスペースが確保できる広さはほしいところでしょう。

傾斜がきつすぎる

仕事で白金周辺を歩いていたら、戸建ての駐車場で車がひっくり返るのではと思うほど傾斜のきつい駐車場を発見。地理的に急傾斜な環境だったり、土地の少ない都市部でよく見かけるタイプです。他人の車ながら、入出庫する度に車の底を擦っていないかと心配になってしまうレベルの駐車場もありますので、駐車場選びの際には傾斜についてもきちんと確認が必要です。
傾斜がきついと、車を出す時に坂道発進のタイミングがずれるとヒヤリとしますし、サイドブレーキが効かなかった時のことを想像すると恐怖ですらあります。また、ドアを開ける時も、手を離すと勢いで全開してしまうため慎重にならざるをえません。隣に車があった場合は最悪ヒットしてしまったり、思い切り開いた衝撃でドアヒンジが壊れる危険性もありますので、できれば遭遇したくない駐車場と言えます。

障害物が多すぎる

駐車スペース内や切り返しスペースに、消火栓や植栽が飛び出ていて避けながら駐車しないといけない駐車場も、街中駐車場でよく見かけます。駐車することは可能でも、障害物が多すぎて切り返しが必要となり、入出庫に時間がかかるパターンです。飛び出た木の枝で車に傷がつくこともありますし、逆に車が当たったことにより、障害となった物体を破損させてしまう危険性もあります。
毎日車で通勤している場合、日々このようなリスクに怯えながら出入庫しなければならないのは相当なストレスでしょう。もちろん、このような駐車場は他に比べて安く設定されていることもありますので、経済的事情でどうしても料金を優先するという方は、運転スキルを磨き、障害物を難なくクリアできる腕を身に着けるのも1つの方法です。

車が小さくても駐車しにくいこともある

アルファードやランドクルーザーなどの大きい車両を運転される方は、駐車場の使いづらさを実感されている方が多いと思いますが、稀に入出庫しにくい要因が駐車場側にある場合があります。どんなに運転テクニックがある人でも、これは厳しいのではと思う駐車場は料金が安いことが多いため、どの程度まで許容できるかが駐車場を選ぶポイントになってきます。
車が小さいからと「どんな駐車場でも問題なし」と安易に考えていると、思わぬ落とし穴にはまる可能性があります。契約を決める前に駐車環境を自分の目で確認し、使いづらい点はないかを見極めてから決断するようにしましょう。可能であれば、実際に駐車してみるのもおすすめです。

まとめ

駐車スペースが狭い、切り返しができない、障害物や段差、急傾斜がある場合など、車体の大きさに関わらず駐車しにくい駐車場は、特に都市部に多く見られます。駐車場を借りる際には、経済的な条件だけではなく、使いづらい面があることもきちんと理解しておかなければいけません。車幅さえクリアしていればOKではなく、様々な利用シーンを想定し、使いやすいかどうかをチェックしておきましょう。